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食品加工工場・飲食店で注目される活用方法とオゾン水生成器(スプレー)の導入メリット

目次

近年、食品の安全性や衛生管理に対する要求はこれまで以上に高まっています。HACCPの制度化に加え、食中毒リスクの低減や異物混入対策、感染症対策など、食品を扱う事業者には徹底した衛生管理が求められています。

こうした背景から、薬剤をできるだけ使用せずに衛生管理を行える方法として注目されているのが「オゾン水」です。

オゾン水とは

食品の安全性に対する意識が年々高まる中、食品加工工場や飲食店では衛生管理の強化が重要な課題となっています。そのような現場で注目されているのが「オゾン水」です。

オゾン水とは、水にオゾン(O₃)を溶かし込んだ除菌・洗浄用の水です。オゾンは非常に強い酸化力を持ち、細菌やウイルス、カビなどの微生物を不活化する働きがあります。使用後は酸素へと分解されるため、薬剤が残留しにくいという特徴があります。

近年ではHACCPに基づく衛生管理の普及に伴い、食品加工工場や飲食店だけでなく、給食施設や食品物流センターなどでもオゾン水の導入が進んでいます。

食品加工工場でのオゾン水の活用方法

1. 野菜・果物の洗浄

食品加工工場では、原材料となる野菜や果物の洗浄工程が欠かせません。

オゾン水を利用することで、

  • 野菜表面の細菌対策
  • 土や汚れの洗浄
  • 異臭の軽減

などが期待できます。

特にカット野菜やサラダ製造工場では、衛生管理の一環として活用されるケースがあります。

2. 調理器具・加工機械の洗浄

包丁、まな板、コンテナ、ミキサー、スライサーなど、食品が直接触れる器具は徹底した衛生管理が必要です。

オゾン水は洗浄後の除菌工程として活用でき、洗剤やアルコールと組み合わせることで衛生レベルの向上に役立ちます。

また、スプレータイプのオゾン水生成器であれば、必要な場所へ素早く噴霧できるため、作業効率の向上にもつながります。

3. 作業台・シンクの衛生管理

食品加工現場では作業台やシンクの衛生状態が品質に大きく影響します。

営業前や作業終了後だけでなく、工程の切り替え時にもオゾン水を使用することで、清潔な作業環境を維持しやすくなります。

4. コンテナ・番重・台車の洗浄

食品を運搬するコンテナや番重には、多くの細菌が付着する可能性があります。

オゾン水による洗浄を取り入れることで、

  • 衛生管理の徹底
  • 臭いの軽減
  • 洗浄品質の均一化

などに役立ちます。

飲食店でのオゾン水の活用方法

食材の下処理

飲食店では毎日多くの野菜を使用します。

レタス、キャベツ、トマトなどをオゾン水で洗浄することで、衛生管理の一環として活用できます。

サラダや生野菜を提供する店舗では特に導入メリットがあります。

テーブル・厨房設備の清掃

営業時間中でも、

  • テーブル
  • カウンター
  • 冷蔵庫の取っ手
  • ドアノブ
  • シンク

など多くの場所でスプレータイプのオゾン水を活用できます。

アルコールでは使いにくい場所でも、水がベースのため扱いやすい点が特徴です。

包丁・まな板の衛生管理

肉・魚・野菜など用途別に使用する器具は、交差汚染を防ぐことが重要です。

洗浄後にオゾン水を使用することで、日常の衛生管理をサポートします。

ゴミ箱・排水口周辺の臭い対策

厨房では臭いの発生も大きな悩みです。

オゾン水は臭いの原因物質を酸化分解する作用があるため、ゴミ箱や排水口周辺の清掃にも利用されています。

オゾン水はどのように生成するのか

ここまでご紹介したように、オゾン水は食品加工工場や飲食店など、さまざまな衛生管理の現場で活用されています。

では、そのオゾン水はどのように作られているのでしょうか。

オゾン水は、市販の薬剤のように長期間保存できるものではなく、オゾンガスを水に溶解させて生成します。オゾンは時間の経過とともに酸素へと戻る性質があるため、必要なときに必要な量をその場で生成して使用するのが基本です。

そのため、オゾン水を日常的に使用する現場では、オゾン水生成器を導入し、使用のたびに新鮮なオゾン水を生成するケースが一般的です。

オゾン水生成器の種類

オゾン水生成器には、用途や使用環境に応じてさまざまなタイプがあります。

水道直結型

食品加工工場やセントラルキッチンなど、大量のオゾン水を必要とする現場では水道管にそのまま接続するタイプが多く採用されています。

配管へ接続して連続的にオゾン水を供給できるため、野菜洗浄ラインや洗浄設備などで効率よく利用できます。

卓上型

卓上型はコンパクトながら十分な生成能力を備えており、小規模な食品工場や厨房などで利用されています。

シンク周辺へ設置し、器具洗浄や食材洗浄などに活用しやすいタイプです。

スプレータイプ

近年特に注目されているのが、スプレータイプのオゾン水生成器です。

水道水などからオゾン水をその場で生成し、そのままスプレーとして使用できるため、作業台や調理器具、ドアノブ、冷蔵庫の取っ手など、必要な場所へ手軽に噴霧できます。

持ち運びがしやすく、厨房内を移動しながら使用できるため、食品加工工場だけでなく飲食店でも導入が進んでいます。

オゾン水生成器(スプレー)を導入するメリット

1. 薬剤の使用量を削減しやすい

アルコールや次亜塩素酸系薬剤は定期的な購入が必要になります。

一方、オゾン水生成器は現場でオゾン水を生成できるため、用途によっては薬剤の使用量を見直せる可能性があります。

ランニングコストの最適化にもつながります。

2. 必要な時にすぐ使える

オゾン水は時間とともに酸素へ戻るため、作り置きには向いていません。

生成器があれば、その場で新鮮なオゾン水を生成できるため、高い利便性があります。

3. 幅広い場所で利用できる

スプレータイプなら、

  • 調理台
  • 作業台
  • 包丁
  • まな板
  • シンク
  • 冷蔵庫
  • ドアノブ
  • コンテナ

など様々な場所で活用できます。

1台で多用途に使えることも導入メリットです。

4. 作業効率が向上する

薬剤の希釈や準備作業が不要なため、日常清掃の時間短縮につながります。

忙しい飲食店では、スタッフ教育の負担軽減にも役立ちます。

5. 衛生管理レベルの向上

HACCPでは衛生管理の「見える化」が求められています。

オゾン水を衛生管理マニュアルへ組み込むことで、洗浄・除菌作業を標準化しやすくなります。

現場ごとの衛生ルールづくりにも役立つでしょう。

オゾン水を使用する際のポイント

オゾン水は時間の経過とともにオゾン濃度が低下するため、生成後はできるだけ早く使用することが重要です。

また、汚れが多く付着している状態では十分な効果を発揮しにくいため、まずは洗剤などで汚れを落としてから使用することが推奨されます。

さらに、用途や衛生管理基準に応じて適切な濃度・使用方法を選定し、機器メーカーの取扱説明書に従って運用することが大切です。

オゾン水生成器を選ぶポイント

導入時には以下の点を確認しましょう。

  • 十分なオゾン水濃度を生成できるか
  • スプレータイプか据置型か
  • メンテナンスのしやすさ
  • ランニングコスト
  • 生成時間
  • 操作性
  • 保守サポートの充実

使用環境や用途に合わせて最適な機種を選ぶことで、より効率的な衛生管理が可能になります。

まとめ

食品加工工場や飲食店では、安全・安心な食品を提供するために、日々の衛生管理が欠かせません。

オゾン水は、野菜洗浄、調理器具の衛生管理、厨房設備の清掃、臭い対策など幅広い用途で活用されており、使用後に酸素へ分解されるという特長から、多くの現場で注目されています。

特にオゾン水生成器(スプレー)を導入すれば、必要なタイミングで新鮮なオゾン水を生成し、さまざまな場所へ手軽に使用できます。作業効率の向上や衛生管理の標準化、薬剤使用の見直しにもつながる可能性があり、食品関連事業者にとって有力な衛生管理ツールの一つといえるでしょう。

衛生管理の質をさらに高めたい食品加工工場や飲食店では、自社の運用に適したオゾン水生成器の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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